2015年03月24日
お母さんを信じて付き合う赤ちゃんとのたいわ☆

「かみさまとのやくそく」 上映会での事。
お子様同席OKの回だったので、赤ちゃん連れのご家族も何組かいらっしゃいました。
途中、赤ちゃんがぐずってきたので、会場の後方(待機している私の斜め後ろ)に移動し、そこで赤ちゃんをあやしながら立ってご鑑賞されるお母様がいらっしゃいました。
私のすぐ後方から、
ポン! 『違う!』
ポン! 『違うの!』
と伝わってきます。
お母さんが、赤ちゃんを抱っこ紐で前に抱きながら、赤ちゃんのお尻をあやすように叩いています。
でも、赤ちゃんが、その度に
『そうじゃないの! それじゃ嫌なの!』
と言っています。
あいやぁ~・・・どうしよう、と、お声をおかけしようか悩んでいると、私を振り返った赤ちゃんと目が合いました。
「どうする? お母さんに伝える?」
たいわで質問すると、
『ううん、いいの。お母さんは自分で気づいてくれるって信じてるから。
気づいてくれるまで、お母さんのやり方に付き合うの』
と、確固たる決意が伝わったので、私も了解して、見守り態勢になりました。
すると、お母さんが何故か突然、抱っこひもを外し、赤ちゃんを両手で抱きかかえました。
赤ちゃんは、私を振り返り、赤ちゃんってこんな笑顔ができるものかと私が驚く程の満面の笑みで
『ほらね~! 私のお母さん、わかってくれたでしょう! 私のお母さんだもの!』
と伝えてきました。
そして、お母さんには
『そうそう、これよ、これなの、これが好きなの!』
と一生懸命伝えています。
「お母さんに、その事、お伝えしていい?」
と赤ちゃんにたいわで質問すると
『うん、自分で気づいてもらえたから、もう(人から)話してもらっていいわ』
とお返事が返って来たので、上映の途中でしたがお母さんにお声をおかけして、いきさつをお伝えしました。
すると、お母さんは
「実は、私も抱っこひもはちょっと違うかな、と思っていたところなんです。
ただ、いつもこれで眠ってくれるので、今日もこれがいいかな、と思っていました」
とのお返事。
お母さん、やっぱりわかってらっしゃったのですね。
そして、今日は「いつものお約束」という「表の意識」は映画に夢中になっていたので、「無意識」の部分で赤ちゃんのメッセージを受け取った事がダイレクトに手に伝わって、態勢を変えてらっしゃったのですね。
へその緒でつながった暮らしをしていたお母さんですもの、赤ちゃんの事にもっと感覚的な自信を持っても大丈夫なのですよ、きっと☆
※このエピソードは、ご本人様のご了解を頂いて上映会後のアフタートークでも、皆様にシェアさせて頂きました☆
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