ばちくゎい堂がちゃーびらさい！

  

コールセンターで働いています、と言うと
｢大変でしょう｣
と皆様に言われます。
確かに様々なお電話を頂き、私はまだ新人なのでスキルが足りず、お客様にご迷惑をおかけする等、大変なことは色々あります。

でも、一番怖いお電話は、
｢聞き取りにくいお電話｣
です。
お客様の体調、電波状態、機器の不具合等様々な理由がありますが、お声が聴こえないという事は、｢どうしようもない｣という事です。まさしく｢お手上げ｣です。

幸い、私は今までのお電話では、どうにかお時間をかけさせて頂き、何度も確認をしてご注文完了まで辿り着けたお電話しかありませんが、いつか、本当に全く判別がつかないお電話が来たらどうしよう？というところは、いつも隣にいる恐怖です。

また、とても心配なお電話もあります。

一度、浅い息遣いだけのお電話がありました。
お買い物以外の目的でお電話される男性もいらっしゃるので、リーダーにモニタリングしてもらい、何度もお客様にお声がけし、お客様にお断りしてお電話を切らせていただきました。
でも、つい妄想してしまいます。
｢実は何か事件や事故に巻き込まれ、昨夜最後にかけた電話番号へリダイアルされ、実は必死で助けをお求めだったのではないか？｣
どうかあの方がご無事でありますように、と、思い出す度にお祈りします。

滑舌がとても悪いご高齢なお客様をお受けした時。
私はデイサービスで勤めた経験があるので、このような症状が｢治療中｣や｢術後｣ならまだいいのですが、現時点で脳内のダメージが言語障害を起こしてらっしゃるなら、一刻も早く病院へ行かなければいけない状況だ、という認識があります。
一番の危険信号は、｢言語障害が出ている｣という御自覚が無い時です。
｢ちゃんとさっきから言ってるだろ！何でわからないんだ！？
　お前らどうなってるんだ！？｣
身近な方が教えていない、または気づける方が近くにいない、というサインです。とても心配です。
(ご自分で分かってらっしゃる方は、こちらがゆっくり何度も聞き直す理由をご理解下さるので、その事でお怒りになられる事はありません)
かと言って、身内でもなく、医療従事者でもないので、医療機関の受診をお勧めする訳にもいきません。
ご注文が終わったら、どうか見守ってくださる方が身近にいらっしゃいますように、と祈りながらお電話を切るより他ありません。

お電話だけの接客で、どこまで何ができるのか。
基本的には、習った範囲以上のことをしてはいけない立場です(責任の所在を明確にするための素晴らしいシステムだと感じます)。

その、習った範囲で、使用する機器の範囲で、自分のできる事を常に模索する日々です。  

本日は、コールセンターのお仕事の後でも構わない、とおっしゃってくださったお客様へ夜から出張占いでした☆

このお客様、ショッパーズ泡瀬時代にばちくゎい堂へご来店下さったそうで、当時のチラシを大切にお持ちくださいました！感動です！！！

最終的にはルーンを使わない、たいわになりましたが、お客様のお悩みにはお応えできたようで、笑顔でお帰りいただけました。
本当に、幸せだなぁ、と感じました☆

なので、占いのお値段を、１時間3000円の、ショッパーズ泡瀬価格に戻します☆
最初の１時間は基本で、後は３０分単位で計算させてくださいね(^-^)

ああ、やっぱりこのお仕事、幸せです☆☆☆